ご当地麺

白石の名物「うーめん」はカレーめんなど変わり種も美味。

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宮城県白石市の名物うーめんは、かつて胃病の父を持った子供が油を使わないで作る麺の製法を教わり父親に食べさせたら病気が治ったことから、その温情から「温麺(うーめん)」と名付けられたそう。
見た目でいえば短い素麺。麺の長さは9cmと短いため、少量をお椀にしてサイドメニュー的に食べるのもありです。美味しいと言えば美味しいのだけども、見た目が素麺なので名だたるライバルがある中から自分のお店のうーめんを選んでもらうのは微妙なところ。
今ではうーめん製麺所各者が工夫を凝らした麺を出しつつしのぎを削っています。

カレーめん うーめん 白石 私がうーめんを作っているメーカーの商品で気に入ってしまったのはこれです。
きちみ製麺のカレーめん。白石に行ったとき、スーパーで見つけて購入したのですが、
気に入ってしまい、以来、何かと見かけると即買ってしまいます。定価なのに。
あまりうれしい事態ではないですけど、東日本大震災があったことで関東でも宮城県の製品がイベントなどで販売される機会が増えたわけです。そのときに見かけるのです。
今回は池袋の宮城県のアンテナショップで購入しました。

カレーめん 作ったところ うーめん 白石 これが実際にカレーめんを作ったところです。見ていただくとわかりますが麺が黄色い。
これは麺にもカレーが練り込んであるのです。ぴりっとした辛味が麺からも味わえる。
普通はカレーうどんとかスープの方がカレーの味なだけなのですが、こいつはひと味違うんです。
熟成された麺はしこしことコシもあり、麺としてのうまさももちろんあります。
勿論、普通の小麦粉の麺も美味しいんだけど、これはこれでやみつきになりますねぇ。

通常のうーめんはスープはなしで1人前105円。これはカレースープ付きで1人前147円。
つまり42円でカレースープが買えるという計算になりますが、例えば九州の棒ラーメンとかはスープ付き2人前で100円ちょいで買えちゃうわけです。
そういうのと比べると高い気がしてしまうんだけど、外食することを考えたらなんてことない。
そもそも元々素麺って高いですし。定価でも食べたくなってしまう味を作り上げたのですから恐れ入ります。

というわけで、また見かけたらちょくちょく買ってしまうんだろうなぁ。
白石には鎌先温泉とかありまして、自炊もできる宿がありますから温泉に行ったときにでも
これをスーパーで買って、お昼ご飯に食べてはどうでしょうか。
白石は美味しくて安いラーメン屋さんもたくさんあって、要するに麺好きが多い気がします。
カレーめんはお持ち帰りで家で食べて、白石ではラーメンとかうーめんをいただくのもアリです。